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所感 #35

  • 多摩川音響
  • 2024年1月31日
  • 読了時間: 2分

年が変わって、なんだかんだと慌ただしくしていたらもう1月も終わりと(笑

音楽以外では、2月から契約期間が終了し新しい職場。さて今度はどんなもんやら。

結局、こういったものは実際行ってみない事にはどう予測したところでどうにもならんと、ようやっと学習したので、まずは置いておくと。


肝心の音楽に関わる事。

少々思うところもあって、しばらくは音源制作のみとする事に。今回の作品で「多摩川音響」として目標としていた5枚目となるので、あまり外野の事は無視して一番面白いと思える音楽を創りたいしね。


で、初心忘るる・・・という訳でもないのですが、ソロ作最初で音源として残っている曲を聽き返してみる。記録では2000年に録音した今日なので、ざっと20数年前の曲。


この頃はまだパソコンは使っておらず、RolandのデジタルMTRで8トラックだった。たったの8トラックでもそれまでのカセットMTRに比べれば音は格段に良くなっていて、これなら人前に出せるんじゃないかと、(デモではない)楽曲制作を本格的に始めた。 でもミックスの時、フェーダーは手動。リアルタイムで聽きながら手で動かしてましたね。


ギターはGODINのナイロン弦のギター。貧乏サラリーマンだったので、ロクなマイクも持っていなくて、アコースティックギターの音は録音しても酷い音でしか録音できなかった。ならばと居直って、ラインで直接MTRに接続したはず。GODINはギターシンセも鳴らせる奴で、フルートみたいな音色はRolamdのギターシンセの音。あ、エレキギターのソロはEBow使ってるか。


リズム隊とピアノの音はYAMAHAのQY80とかいう機材で、小型の音源入りシーケンサー。この機材は、DAW導入までのかなりの期間活躍してくれたなあ。外側の塗装もハゲまくってた(笑


何と当時はシンセどころかMIDIキーボードすら持っていなくて、メロディは本体の1cmぐらいのボタンをリアルタイムで演奏。強弱はつけられるけど、3段階ぐらいしかないのでちょっと強く押すと急に音が大きくなったりして。当時 Antônio Carlos Jobim が好きで、「複雑な事はできないけどシングルトーンのピアノなら、メロ楽器として何とか聴けるものになるのでは?」と無理やり納得して録音に臨んだかな(笑

今聴くとツッコミどころはあるものの、創りたいものがハッキリしている。それと無駄に新しい事をしようとか、流行りとか無視しているのであんまり古臭くなっていない気がする。やはりアコースティック楽器の音(ではないけど)って、経年変化に強いと思う。

そんな事も踏まえつつ、レコーディングを初めています。


多摩川音響 <小景 - Water Scape -> *画面左側の画像は当時のジャケット。


 
 
 

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​多摩川音響

音楽家、ミュージシャン

アート、撥弦楽器奏者

音源制作

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